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闇色 9
2007-06-03 Sun 17:00

『うれしいですね、貴方から抱きついてくれるなんて』
『すっ すみません… あっ… んぐっ…』


後ろ手に縛められてバランスを崩した私をたくましい胸が抱きとめ、まだ震えるわたくしの耳元に囁いた言葉に思わず上げた顔は、すぐに八千草さんの唇に捕らわれてしまったのです。 顔を背け様にも強い力で頤を掴まれた私は、背に回った手に握られた湯文字の紐にきつく腰を締められ苦しさに大きく背を仰け反らせ強請るように顔を上向けてしまったのです。 ぬるりと柔らかい濡れた物が口中に忍び込み、押し返そうとする私の舌と絡み合います。 押し返し覗いた舌先を軽く吸い上げられ、甘い痺れが走り思わず声を上げてしまった私は、いっそう深く舌を受け入れさせられ。喉奥までも犯されてしまったのです。 あふれた唾液ごと舌をきつく吸い上げられ、強張る私の躯とは逆にしなやかに蠢く舌に、息もままならないほどの深い口づけなど私は知りません。 苦しげに熱い息を鼻から零し大きく喘ぐ胸元に悪戯をする指にビクッと体を震わせ、不自由な躯を離そうとするとお仕置きというばかりに湯文字の紐を強く引かれ、苦しさに私はこの身を捧げるしかないのです。 


『くふっ… んっ ふっ…』
『ひっ …くっ 苦…しい…』
『あふっ…んっ… い… やっ…ぁぁん』


抗う躯をあやすように、悪戯な指はむき出しになった私の乳首を円を描いて優しくなぞり、時折指で摘んで育てていきます。 紐を握ったままの指は少しずつ柔らかくなった私の背を撫で、腰に甘い痺れを呼び覚まします。 夫との夜では考えられないほど濃密な愛撫に私の耳の中で轟々と血の流れる音が響いているだけなのです。 
膝が震え、八千草さんに支えられてようやっと立っていた私の唇をペロリと舐めて、離れていく躯に私は肌寒ささえ覚えていたのです。

『大丈夫ですか? 口付けだけでもう立っていられないなんて、案外ウブなんですね。 それとも…淫乱なのかな?』


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