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生成り 8
2007-04-15 Sun 13:44

『澪…さん?… あっ 風間さんが帰ってきて… やだっ …』

奥手の陽菜にもやっとその声が男女が愛し合う声だとわかり、一気に全身が赤く染まります。 熱くなった頬に手を当て、ベットの隣の壁を見つめると、確かに風間夫妻の部屋から絡み合う男女の声が聞こえてきます。 凝った壁紙の下にある壁が間に合わせに作られ所々に隙間まである薄いものだとは陽菜は知るはずもありませんでした。

『こんなに立派なお屋敷なのに声が聞こえるなんて?…』

不思議に思う陽菜に、まだこの屋敷の秘密も、恐ろしい罠が仕掛けられている事なども想像すら出来ません。 声はベットの脇の壁など無いかのように響き、振動まで伝わるのか上に乗ったコットンの寝巻きが震えてるかのように見えます。
 
『どうしよう…』


『ああん いいのぉ… もっと!』
『こんなに締め付けて、恥ずかしい躯だな。 こうしてやる!』
『ひぃっ 痛い ぁぁ 痛いのぉぉ 』
『痛いと言う割には、どうしてこんなに濡れてるんだ? イヤなら止めるぞ』
『やぁぁん やめちゃだめぇぇ…』

離れたこちら側にまで声が届いているのです。 疲れきった躯は、今すぐにでもベットへ横たわりたいと願っているのに、間近のベットで休むことなどできるはずもありません。 けれども、バスタオル姿のまま、ここで黙って座っているわけもいかず、冷え始めた躯をやっと持ち上げる頃には、密やかだった声は艶を増し、淫らに陽菜の耳を犯し始めました。 湿ったような音さえ聞こえるそちらの壁に気を取られている陽菜には、じっと見つめる視線に気付くことはありません。 着替えを掴むと少しでも離れたいと鏡の前に戻り、バスタオルを落としました。 まだ育ちきっていない胸の蕾は薄紅に染まってつんと上を向き、薄い翳りは、まだ水分を含んで張り付いていました。 コットンのショーツを穿き、ふと鏡を見ると、幼い躯が映っています。


『澪さんとぜんぜん違う…私もあんな素敵な女性になれるかしら…?』

鏡の前で胸を持ち上げてみたり、右手を頭の後ろに左手を腰にあててモデルのようにポーズを取ってみたりします。 まだ脂肪の少ない硬い躯にがっかりとして、コットンの寝巻きを頭からかぶり、机の上の水差しから注いだ水を一気に飲み干しました。 ほうと一息つくと、そのまま机に熱くなった頬を当て目を瞑った陽菜は、目まぐるしい一日に疲れた躯から力を抜きました。


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