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緋色 19
2007-03-14 Wed 21:00

明るい灯りの中、もう一度この方の前に素肌を晒すなど出来るはずもないのに、この方の真摯な瞳に私は小さく頷いてしまったのです。 


『ありがとう。』
『あっ…』
『大丈夫、もう無茶なことはしないから。』
『は…い……』


怖いほど真剣な瞳がふっと緩み、頭を下げると私の手から茶碗を取り上げます。 反射的に強く握った手に、見つめ返す彼の初めて見せる暖かい笑みに私はもう抗えなくなっていました。 取り上げた茶碗を床の間に戻し、私を立ち上がらせました。 その時初めて私はスリップ一枚だけを身につけ、さらさらとした肌は彼に清められていた事に気付いたのです。 彼の視線に促されて、私はスリップの紐を肩から滑らせ、足元へと落としました。 俯いた私の瞳に入る胸に散った薔薇色の跡が先ほどの行為を思い出させ、私の肌を紅く染めていきます。 じっと見つめていた彼が立ち上がり、作務衣を脱ぎながら近付いてきます。 囲炉裏の炎に照らされた私の胸へお腹へと、また緋色の痕を刻みつけられていくのです。

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